病院の救急外来を受診される患者様の約半分は腹痛など消化器系の症状でおかかりになっています。
突然の腹痛、嘔吐、下痢、便秘や胸やけ、胃の痛みなど、日常的な症状について随時診療させて頂きます。
また、大学在職中は肝細胞癌に対する免疫学的治療、C型肝炎治療薬の免疫学的作用機序について基礎的な研究に従事しておりました。
並行して慢性肝疾患の終末像である肝硬変、およびその重大な合併症である門脈圧亢進症(腹水、食道静脈瘤)の治療について臨床的研究に従事するとともに、肝胆膵領域の専門外来を担当し急性、慢性肝疾患、胆道膵臓疾患の診療を担当してきました。
2011年より大学分院の消化器内科部長として、肝胆膵領域を含む全ての消化器疾患診療に従事して参りました。こうした経験を礎に、今後も最新知識の取得に努め、確かな知識と情報に基づいた専門診療を心がけます。
急性・慢性肝疾患、胆膵疾患については超音波検査装置、生化学検査測定装置を用いて迅速、確実な診断・治療を心がけます。
健康診断時に消化器系の異常を指摘された方については、原因の特定、継続医療の必要性を可能な限り短期間で判断することを心がけます。
当院では上部消化管内視鏡検査を積極的に行っておりますので、健康診断のバリウム検査で食道・胃・十二指腸の異常を指摘された際にもお気軽にお問い合わせください。